発売日: 2022/11/02
歌うように縦横無尽に奏でられるピアノ。キース・ジャレット、エンリコ・ピエラヌンツィ~シャイ・マエストロらを彷彿とさせるピアノトリオ作品の傑作!!
アマーロ・フレイタスやディアンジェロ・シルヴァらブラジルの新世代ピアニストに並ぶ俊英、サンパウロで活動するジャズ・ピアニスト、アレシャンドリ・ヴィアナのトリオ2作目となる2022年作を日本盤CD化!! カラフルなリズムを生み出すアンサンブルはコンテンポラリー・ジャズとサンバなどのブラジルの伝統的なリズムやエッセンスの境界線を融和させている。言うなれば、1960年代に活躍したブラジルの伝説的なサンバジャズのピアニスト、テノーリオ・ジュニオールの音楽性をモダナイズさせたかのようだ。しかし何よりキース・ジャレット、エンリコ・ピエラヌンツィ、マリオ・ラジーニャ~シャイ・マエストロといった、リリシズム、美メロ系の系譜とも呼べる、歌うように奏でられるメロディこそが素晴らしい。新世代・南米リリシズムの地平はここから始まると言っても過言ではない。ティングヴァル・トリオやマヤミスティ・トリオのようなヨーロピアン・ジャズ、欧州ピアノトリオ好きも必聴の1枚だ。
ライナーノーツ:村井康司
1.Aproveite o dia
2.Amanhã
3.Tudo vai ser bom
4.Maré
5.Algoritmo
6.Vento
7.Música para dar sorte
8.Kabubu
9.Valsa para Julieta
10.Nas Alturas