
[1972-2022 あがた森魚50周年企画アーカイブ・コレクション]
超大作『永遠の遠国』のための「永遠の遠国コンサート」、
1978年11月その千秋楽として行われた一夜のショウを完全収録した貴重なライヴ音源。
武川雅寛、渡辺勝、今井忍、竹田裕美子らが参加した伝説のパフォーマンスが蘇る。
1977年より制作がスタートし、何度も暗礁に乗り上げ、8年ががりで完成した自主制作による超大作『永遠の遠国』。「あがた森魚コンサート~永遠の遠国」は、この遠国プロジェクトを継続しようと、1977年11月から1年に渡り繰り返されたショウで日本教育会館や渋谷ジァン・ジァンで行われた。本作に収められた1978年11月7日の
千秋楽は、ここで『永遠の遠国』が一度棚上げとなったこともあり、諦めにも似た”泣き節”による
情念のステージとなった。それはデビュー前の純粋で繊細な佇まいを思い出させてくれ、
特に「マドンナK」や「春の嵐の夜の手品師」でのボーカルは絶品。あがた森魚の歌が“永遠”へと昇華し、
また、ソングライティングも水晶のように結晶化していく時期の重要な記録である。
*2007年にVIVIDより初CD化された内容と同じ、その15年ぶりの再発売です。
DISC-1
1. 金魚鉢の中のハムレット(インストゥルメンタル)
2. 金魚鉢の中のハムレット
3. ひとさらいの唄
4. 永遠のマドンナK
5. 太陽がいっぱいのテーマ
~ サルビアの花
6. ズンドコ節
7. 夜は静か 通り静か
8. 小さな喫茶店
9. 誰も僕の絵を描けないだろう
DISC-2
1. 淋しいエスキモウの様に
2. 春の嵐の夜の手品師
3. 赤色エレジー
4. 朗読(森鴎外 著「雁」より)~ 雨
~ せいくらべ
5. いとしの第六惑星
6. 永遠の遠国のうた
7. つめたく冷やして
8. 清怨夜曲(アンコール)
1978年11月7日 渋谷 ジァン・ジァン
あがた森魚 ヴォーカル
武川雅寛 ヴァイオリン
今井 忍 ギター
小松崎政雄 ドラムス
安藤政広 パーカッション
伊藤喜博 ベース
竹田裕美子 キーボード、アコーディオン
渡辺 勝 ギター、キーボード、リコーダー、ヴォーカル(DISC1 M7)